しちれゆ

ジャンヌ・デュ・バリー 国王最期の愛人のしちれゆのレビュー・感想・評価

4.1
私生児として生まれ高級娼婦からルイ15世(ジョニー・デップ)の公妾となったジャンヌ・デュ・バリーの生涯を描いた映画。面白かったです。
監督・脚本のマイウェンがジャンヌ役。出っ歯ゆえ口が閉じれず常に半開き、笑うと歯茎丸出しのマイウェン監督(40代後半)が類いまれな美貌を謳われたジャンヌ役を自ら演るのは正直 無理がある…後半に出てくるふわふわで愛くるしいマリー・アントワネット(この時まだおぼこい)との対比よ・・💧 ルイ15世は何故ジャンヌに惚れたんだろ?前の愛人はポンパドゥール夫人よ? なんて思いながら見ていたが(まぁ本当のジャンヌは美しかったわけだけど)段々「負けるなジャンヌ!」という気持ちになってくる不思議。そしてルイ15世は50代のはずなのに娘たちが同じ宮殿にいるのはどうして?嫁に行かないの?という疑問。
結局ジャンヌも最後は断頭台の露と消えるのだが、国王病没後も もう若くないジャンヌは常に誰かの妾であり続けたという。元国王の愛人というのがプラスになったのでしょうか。
ヴェルサイユ宮殿のロケーション、シャネルSAによる豪華な衣装・ジュエリー、当時の生活様式なども楽しめました。
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