ラストのクレジットでこれほどズッシリ動けない感覚は初めてでした。
大きなカタルシスもなく、何処かミステリーのようでありながら観客を翻弄するような手法は無かったから、そんなカテゴリーなんて必要ないのでしょう。
でも、ラストの展開はもう映画というものはひとつのマジックというか…⁇🤔
映画館における映画というものは奇跡を起こす装置というか…🙄
うまく言葉が見つかりません…が…
そのラストに向かう時に何が起こるのかわからない私はひたすら何かが起こる…
映画による映画館での…奇跡(?)という言葉が一番近い気がしますがそんな胸掻き立てられる瞬間がありました。
その先にあるのは…
先述のように噛みしめなからちょっと席から動きたくなかったです。
この監督の凄さは知りませんでした。
『ミツバチのささやき』を二十代の頃、酔っ払ってレンタルビデオでぼんやり見ただけ…でした。🤤
でも…実に丁寧な仕事!(変な言い方ですが)雨の中テントの中に入って電話している時の周りの人々まで一緒の枠に入れてる映像なんて私には『只者ではない監督なんだ…』と思いました。
抽象的な印象でしか喋れないけど、
抽象的でなく喋ると…
この作品の凄さは伝わらないと思いました。
こりゃ『ミツバチ…』『エル・スール』
早く観たいです。
3時間弱の作品なのに…
映像と音楽でラストまで見てしまいます。
途中で何観てるのかという疑問タイムは正直ありましたが…このラストの魔術は…
映画好きな方にはズッシリさせられて、突き放される方いるかと思います。
カンヌが唸ったと思います。
だから好きよカンヌ💋
全然違うけど『ニュー・シネマ・パラダイス』の素敵な魔法とは対角であるようにも感じました。