マブリー演じる快男児マ・ソクトが大暴れする人気シリーズ第3作。
マ・ドンソク映画としか映画ジャンルを説明できないマブリーの魅力だけで押し通す作品です。
1作目2作目でフォーマットは完全に固まっており「暴れん坊将軍」や「水戸黄門」の様な安心感があります。
マブリーの腕っぷしのインフレが止まらない割に今作の悪役が2人になり一人一人のインパクトが減少してしまった為、緊張感がイマイチありませんでした。
青木崇高もどことなく上川隆也似のイ・ジュニョクも悪くは無いのですが、車に轢かれても集団リンチに遭おうが肩を回して傷口をさすったら完全回復する怪物マ・ソクトを相手取るには力不足でした。
マ・ソクトとチェ・グイファ演じるチーム長との面白バディが好きだったので交代は残念でしたが今作のチームもなかなか良かったです。
真実の部屋のコンビネーションが見られたらオッケーです。
武田鉄矢の「刑事物語」的にマブリーもどんどん転勤していくんでしょうか。
今作はボクシングスタイルを全面に出したマブリーの格闘スタイルが素敵です。
相変わらずボディが無茶苦茶痛そうなのが良いです。
すでに次作の予告編が公開されている様にすぐ次作が見られそうですが粗製濫造になって行きそうな懸念もありますね。
次作は特殊部隊出身の犯人みたいですがマブリーのパワーインフレについて行けるか心配です。
「ワイルドスピード」パターンでマ・ソクトの悪に堕ちた兄弟くらい出さないと無理ではないでしょうか。
出来ればマブリー1人2役でマブリーVSマブリーが観たい所です。