額縁のように四方へ配置されたクレジット、ピーヒョロローなBGM、ボタニカルシャンプーみたいな字体のタイトルで始まり(そういやこういう雰囲気の監督やったなぁ)とか思いながら、眠気と闘いつつ鑑賞しました。
え、序盤からこんなとてつもないネタバレいいの?となる。
普通のシナリオならこれラストまで取っておくでしょって、そっちの方が絶対盛り上がるでしょっていう。
でもこれは、そんな主人公の自己(=他の人間)を巡る冒険。
私たちは事前に知らなくちゃいけない。
バクスターよろしく我が子を見守るように、性愛の対象を見るように、時にはベラ自身へ投影するように、
これから世界というダンジョンを共に攻略することを観客に強いる為のフリだったのだ。
あのキャラクターの最期はあれ、面白いのか?スベってない?
『聖なる鹿殺し』みたいなのがまた観たいです。