一大ジャンル化してしまった〈怒らせた相手が実は殺人マシーンでした〉映画。
今作は、設定や主人公のバックボーンは程々に(というかかなり大雑把)、殺し方大喜利に特化しているなぁと感じた。
自分にとって"死が笑える"というのは、フィクションならではの特権だと思っていて。
どんな悪人であれどんなにアホな死に方であれ、現実では多分無理。
どういう作用が働いてその倫理の線を越えられているのか納得できる答えは出せないでいるけど、胸がスカッとする限りはこういうの何本でも観たいなぁ。
エンドクレジット後に、トリミングしてすっきりしたワンちゃんが見られたらもっと嬉しかったです。