keecoliquorice

哀れなるものたちのkeecoliquoriceのネタバレレビュー・内容・結末

哀れなるものたち(2023年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

もうもう音楽が素晴らしい!!!!何度も魂がどこかへ持っていかれそうになった。今まで生きてきて観てきた映画のなかで、こんなにも胸がかきむしられるように微細な美に満ちた映像物語があったろうか、さらにそこにこれほど有機的に融合する音楽、聴いたこともない音楽!!

そして、ベラの服、袖肩が、ふーーーーんわり膨らんだ魅惑のドレスの数々!!!

セリフの美しさにも打ち震え続けたし、(字幕翻訳: 松浦美奈さん!!やはり素晴らしい)、

悶絶して狂っていくダンカンの些細で瞬間的に珍妙な四肢の動き、可笑しさに私は笑い悶絶した。

人間の本能にピュアな疑問を投げかけその問いと、答えに近づこうとする実験を映画というものに折り重ねつくりあげたこの監督はいったいどんな天才か。超絶に憧れました。

エンドロール?!の出し方から何から全部。

私はいま全身全細胞が喜びで破裂しそうです。ありがとう。
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