カミヤ

哀れなるものたちのカミヤのレビュー・感想・評価

哀れなるものたち(2023年製作の映画)
4.0
マッドサイエンティストの
手によって生き返った
主人公の女性(エマ・ストーン)が、
いろいろ好奇心の趣くまま冒険の旅に
繰り出すお話。
ミニシアター系でやりそうな感じな
雰囲気と内容なのに、
結構大規模で公開しているのは
なんでだろう??と思っていましたが

結論的にはスゲー面白かったし、
色々好みの映画でした。

内容的には男性優位社会に対して
結構痛烈に攻めて来ている感じですので
我々オジさん的には
なかなか辛いものがありますが
個人的に、このような成長譚というか、
徐々にアイデンティティを獲得していく
お話は大好きなのと
ティムバートン味のある
現実とファンタジーが混じり合った
独特の色味の映像が好きなので、
ちゃんと劇場で観れて良かったです。

あと、劇中の音楽というか
不協和音的に鳴り続ける音も
クセになりそうな感じで良かったです。

あと、アルピー平子さん味のある
マーク・ラファロさん演じる
ダニエルのダメダメな
非モテムーブっぷりを見て
反面教師にしようと勉強になりましたw

本作がヨルゴス・ランティモス監督作品
初鑑賞だったので
過去作もディグってみます。
カミヤ

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