猿山リム

哀れなるものたちの猿山リムのレビュー・感想・評価

哀れなるものたち(2023年製作の映画)
4.0
 劇場での予告で興味を持っての鑑賞。
 18禁という部分にも気づいておらなんだ。

 あらすじなどに書かれている部分はあるが、劇中状況が徐々に明かされる作品なので、ネタバレを考慮すると何も書かない方がよいと思うので、敢えて書かない。
 作品の中で、提示された情報を受け取りつつ鑑賞するのが、一番いい見方だと思ったので。

 いろんな映画や文学作品なんかの要素を取り入れてギュっとしたような作品に感じた。
 わたしは特に「ピノキオ」的な部分を強く感じた。
 他にも、いろんな作品の色んなシーンが頭をよぎる。
 勿論、パクっているわけではなく、パロディでもないので、元ネタを知らなければ楽しめないということは全くないし、ただのわたしの感想なので、そもそも何の影響も受けていないのかもしれない。

 18禁ということだが、性的な部分は「おっぱい」はポロポロ見えるが、AVのような性交渉の描写はもちろんない。
 …が、男性器はちょろちょろ・・・。
 残酷描写系は、あるといえる気はするので、苦手な方は注意を。

 大人の体に子供の人格を持つ、逆コナン君の物語。
猿山リム

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