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憧れを超えた侍たち 世界一への記録のkamioriのネタバレレビュー・内容・結末

5.0

このレビューはネタバレを含みます

 編集の小細工いらないですね。時系列で事実を追うだけで物語になっている。何回見ても胸熱です。
 栗山監督の求心力、ほんとうにすごい。試合後の選手への声のかけ方から人柄が伝わってきます。選手もこの人のために頑張ろうと思っただろうな。
 ダルさんは意外と人見知りなのかな笑。それでもみんなに慕われるお兄さんという感じで、投手順のムードの良さが伝わりました。朗希と宮城と三人でスライダーの研究をする場面はほっこり。
 源田は気持ち強い! 選考会議で中心になる選手という話が出ていましたが、理由がよくわかりました。小指が変な方向にまがっているのに、中野が体を暖める時間をつくるために「走塁に行く」と言う姿、カッコよすぎました。
 逆に朗希くんはメキシコ戦で打たれた後に泣いてたのが印象的で、繊細なタイプなんだなと思いました。応援したくなる。
 村上はやっぱり生意気w 戸郷とか大勢もそうですが、やっぱりこういうキャラクターのほうがビッグになるのかもしれませんね。
 大谷さんはムードメーカーとしても優秀で、本当に欠点がない。メキシコ戦、あの重い空気のなかでただ一人明るく振る舞ってるのがすごいと思いました。エンドロール後の映像もオチがついてたw
 ヌードバーはやはり好青年。牧は動きが常におもろいな笑。
 吉井監督、最近推しなのですが、やっぱりすてきでした。朗希くんが打球直撃した後と患部を確認してる時、自分もお腹を出して「ワシは出さんでええの?」と言う場面が個人的にはツボだった笑。ユーモアがあって、選手思いで、こういう大人になりてーと思いました!

2023年22本目
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