このレビューはネタバレを含みます
映像体験がさいこう。ハンス・ジマーの不気味な重低音もたまらない。これぞSF映画。IMAXで観なかったことをちょっと後悔しました笑。
PART1の鬱憤を晴らすような連戦連勝。皇帝の母船も一瞬で攻略されてて笑った。これだけ主人公側が勝ち続ける映画もなかなかないと思う。
チャニのことを一生愛すると言った直後に皇帝の娘をめとると言い出したり、砂の民が平然と宇宙戦争をはじめたり笑、物語はいろいろツッコミどころがあるけれど、戦闘シーンは見応えたっぷりなのでよしとしたい。
フレメンの戦い方がどれもかっこいい。砂漠からざざーっと姿を表す瞬間が好き。短刀を逆手に持つアサシンスタイル戦い方もしびれる。
サンドワームの登場シーンは前作から引き続き迫力がある。サーダカーに襲いかかるシーンはめちゃ怖かった!
一方でフレメンのサンドワームの使いこなし方はクスッとくる。サンドワーム引越しセンターはさすがに笑った。急に潜ったりしたらどうするんだろうか...。
フェイド=ラウサと戦った3人目のアトレイデス兵が渋かった。ガンダム作品でたまに出てくるエースパイロットに対して粘りを見せるモブ兵士感あった笑。白黒の映像も時代劇みたいでカッコよかった!
ガーニイは生きててよかったな〜。復讐もあっさり達成してしまった。ジョッシュ・ブローリンはちょっとやさぐれてるくらいがいちばんかっこいいな。
スティルガーはいつのまに狂信的なポール信者になっててキャラぶれぶれやなと思いました。
アニャ・テイラー=ジョイがちらっと出てるという情報は小耳に挟んでいたのですが、まったく予想していない役だった。
レア・セドゥのお腹にはフェイド=ラウサの子がいるってことだと思うので、子供達にも因縁が引き継がれているストーリーになるのかな。PART3もたのしみです。
2024年16本目