ニクガタナ

憧れを超えた侍たち 世界一への記録のニクガタナのレビュー・感想・評価

3.5
あなたが放り投げた
俺のグローブは?
どこに行ったのでしょうね?
大谷さんが最後の最後で良いボケかます。
家族と一緒に応援した昨年のWBC。のドキュメンタリーを家族で鑑賞。裏でこんなことがあったのねとけっこう楽しめ、準決勝、決勝のマンガみたいな劇的展開に目頭熱くなる。「情熱大陸」でお馴染み窪田等のナレーションを聞いて高二の息子が放つ「お、ニンテンドーじゃん」に大ウケ。確かにな。涙を見せるナイーブな佐々木朗希。孤高のイメージだったが意外と慕われてて世話焼きのダル。不調の中良いとこ持ってく村上。ムードメーカー牧。小指骨折源田。がんばりまっさー、たっちゃんことヌートバーと良いキャラそろってる。私はスポーツ選手に憧れたことがない、体育会系のノリには付いて行ったことのないガチの文化系だが、家族はスポーツ大好きで野球はロッテ推し。代表には朗希しか選ばれてないが、吉井監督がピッチングコーチで栗山監督に次ぐ出目でちょっと嬉しい。主題歌が、あいみょんなのがなんで?WBCものばかり撮影、監督してる三木慎太郎は、選手たちからの信頼の厚さが感じられる。ドキュメンタリー映画はだいたい何を観ても面白いが、なかなか観る気が起きないのが難点。今回も家族と付き合って観なかったら、観ることはなかったろう。作品タイトルにつながる大谷の発言は対米決勝戦のロッカー室で栗山監督が言った、有名なメジャーリーガー達をやっつける為に来たって言葉の翻案な感じ。栗山監督の現役時代の活躍を知らないからか、ただベシャリが達者な小物感が拭えない。失礼だけれども。
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