kyoko

絞殺魔のkyokoのレビュー・感想・評価

絞殺魔(1968年製作の映画)
3.9
連続のフライシャー、2本目。

1960年代にしてこのマルチ画面!
面白いんだけど物語よりも斬新さが先行しがちな前半に対して、後半は一人の男の脳内を覗き込むような巧みな描写に惹きつけられた。
精神障害が引き起こす犯罪をどう考えるかを重く投げかける、ジャケ写のいかにもな悪党面からは想像できなかったラストに感服。

あの超能力探偵、すごくない?
若い刑事が無駄に辱められただけで結局役には立たなかったけど、あの能力は有効活用していただきたい。
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