Shu

クエンティン・タランティーノ 映画に愛された男のShuのレビュー・感想・評価

4.0
「クエンティン・タランティーノ 映画に愛された男」観てきた、
言わずと知れた奇才監督タランティーノの素顔を彼の作品の出演俳優、スタッフたちが語るドキュメンタリー作。
監督デビュー作「レザボア・ドッグス」から「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」までタランティーノ作品常連役者のサミュエル・L・ジャクソンをはじめ、ティム・ロス、カート・ラッセル、ジェイミー・フォックス、クリストフ・ヴァルツ、ルーシー・リューなどのお歴々がタランティーノを語るんだがジェイミーが「ジャンゴ」は観ないスパイク・リー監督を語るところは笑ったな。低予算だった「レザボア〜」。役者たちに現場は黒のスーツを着てきてくれと…つまり自前だった。ブシェーミだけ下のパンツは黒のジーンズだった話良かった。
タランティーノを語る上で外せないワインスタインのセクハラの件は触れないわけにはいかなかっただろうけど撫でる程度な感じだったかな。ユマ・サーマンの一件も結局どうなったかまではうやむやな感じだった。
とは言えタランティーノの登場は映画史に新たな方程式が見つかったような衝撃があったのは間違いない。あと2010年に急逝したタランティーノ作品全てに関わった編集者サリー・メンケについても語られててタランティーノのスタッフ愛も感じました。
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