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ラ・ボエーム ニューヨーク愛の歌のMobydickのレビュー・感想・評価

4.5
金曜夜に仕事終わって、空いてる映画館でピザとワイン飲みながらこの映画を見られた自分は勝ち組w

オペラの傑作ラボエームを映像のみ現代劇にした映画です。現代劇になると恋愛の解像度が一気に上がる気がします。
特にミミの恋愛偏差値が高過ぎやしないかとびびりました。素朴なのにあれは天然なのか、狙ってるのか、あざといのか。
とにかく絶対狙った男は沼らせるタイプの女子でした。

そして脇役ながらミミを食っちゃうぐらいよかったムゼッタ。ラリッサマルティネスがかわいすぎる。彼女の美しさに熱を上げる男たちを手玉に取って、自分に酔ったっていいよ。かわいいもん。
容姿だけでなく、「私が街を歩けば」の最高音の輝きは、周囲を無差別に恋に落とすムゼッタそのものでした。
もう家帰ってからラリッサマルティネスの動画漁りまくっちゃう。

そして男4人、楽しそうでよかったよ。
オペラの持つ夢のような華やかさと、映画の視点がかなえる身体性の持つリアリティが合わさった極上のエンターテイメントでした!
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