オカルト配信者の雨男は、DJ松永が購入を検討している家の間取り図から何か変な箇所を見つける。設計士の知り合いである栗原さんにその図面を見せると、彼はこの家に隠されたある秘密を推理する。その家にかつて住んでいた住人と接触したり、その親族から話を聞くうちに、とある家系にまつわる「呪い」の存在を知る。果たして雨男はこの変な家に隠された秘密を暴くことはできるのか…な話
謎の人物・雨穴が書いた、2023年に最も売れたというホラーミステリー小説の映画化。雨穴とは友人なのでそりゃ見なきゃいけませんわな。その間取り図の謎から真相に至るまでの奥行きの深さは原作と変わらず、面白い！「ガンニバル」や「呪詛」あたりを彷彿とさせる雰囲気はかなり良かったです。ただ、原作のあの感じをそのまま映画化しても波が無さそうということで付け足された映画的エンタメ盛り上げ要素は好みは別れると思うけど、まあ盛り上がってはいたかな
映画化なんてそうそう出来ることではないし、それを自分の友人が達成してくれたというのが嬉しいよ。でも、隣のカップルが常に上着をガサガサさせ小声でイチャイチャ喋りまくっており、「変な客」だ…となってしまいました。このようにエンタメに寄せすぎると客層も悪くなるという弊害はあるのかもしれません…。変な敬具
