第二次大戦末期。フィンランドの荒野で金塊を掘り当てたジジイがナチス軍の兵士に遭遇し、金塊と命を狙われるハメになる。撃たれ、刺され、首を吊られて何度も殺されそうになるものの、ジジイは全く死ぬ様子が無かった。なぜならこのジジイはかつて一人でロシア兵を300人ぶち殺し、「決して死のうとしない男」として恐れられた最強伝説ジジイだからである。ツルハシ一本携えて、全員殺す！な話
ジジイ版ジョン・ウィックとも言うべき、ナメてた奴が最強だった一番気持ちのいい映画。戦争で荒野になったフィンランドを舞台に、序盤は落ち着いたトーンで進みながらもこのジジイの異常さを少しずつ描写。一切のセリフなく淡々と進み、逃げ、殺し、撃たれても打たれても瞳に炎を燃やしながら決して屈しないその姿にもう釘付け！「全員殺せーっ！！」と願う視聴者の期待に応えるかのように始まる大殺戮ショーは気持ち良さの極みでした。色んな殺しのアイデアや不屈の闘志の描き方もめちゃめちゃで最高でした
ところでこのおじいさん、Filmarksのデータを見ても出演作が2つしか無くて、どこからこんな逸材見つけてきたんだ…と思った。一体誰なんだ…敬具
