バウルという修行
阿部櫻子監督とパロミタ友美さんのトークショー付きにて鑑賞。
見るまではインドの民族音楽の一つだと思っていた。監督はインドで彼女とルームシェアで出会い、その後バウルとして活動することを知る。
見ているうえで、パルバディ・バウルという吟遊行者が来日した日々を追ったドキュメンタリー以上の何も思えなかった。
もちろん、彼女の奏でる魅力は伝わり、インドと日本には仏教で通い合うものがあるのだな。それがお寺で開催したい想いに通じていくのだな。と。
しかし、監督はまだバウルというものが理解できないから次作をまた来日したタイミングで撮影するという。
面白いじゃないか。旧友だからとか、取材しやすいとかそういう事はあるのだろうかもしれないけれど、こういう民族文化を垣間見れるドキュメンタリーがあるのは嬉しい。