お国柄だとは思うが、
何も知らない消費者に対して
めちゃくちゃビビらせにきてる。
あくまでもアメリカの食品衛生の話であって、
日本のそれではないことを
頭の片隅に置いておきたい。
だからと言って日本が安全
というわけでは無いが。
自身は栄養士なので職業柄、
食中毒に罹ってはいけない身であると同時に
職場の厨房からも食中毒を発生させてはいけない。
食中毒のリスクマネジメントについて
少しでも参考になればと思い鑑賞した。が、、
このドキュメンタリーは、
原材料レベルの話をしていて、
食材の取り扱い方についてはサラッと終わる。
確かにO-157やサルモネラは命に関わる食中毒菌で
日本では生の鶏肉の20-30%は
サルモネラ菌に汚染されていると言われてる。
生産段階で除けるなら越したことはないが、
サルモネラだけゼロにしたとて、
カンピロ、セレウス、、、
それ以外の食中毒菌もたくさん存在している。
その辺どうするんだろ？
ノロとか。細菌ではないけど。
弁護士さんなだけに、標的は食品業界で、
食中毒改善といいながら悪を見つけて
暴きたいだけのように見えた。
こういった論点もおもしろいけど。
食品衛生を考えるなら、
食品を取り扱う全ての人間、食す人自身が、
しっかり手を洗う/加熱をする/洗いながす、
といった行動をできるよう
働きかけるべきではないかと思う。
トイレ行って手を洗わないとか
床に落ちた包丁そのまま使うとか
不衛生な環境で調理するとか
生肉触った手であちこちさわるとか
ある程度の国民性もあるかと。
USDAとFDAの人出てきたのに
結局何にも言ってなくて気まずい。
そして肉は68℃のでは日本だと
加熱不十分とされます。
それに、HACCPはどうなってるだろうか。
