エブリデイねむろう

ほんとにあった!呪いのビデオ102のエブリデイねむろうのレビュー・感想・評価

3.5
投稿されてきたという心霊映像を検証・紹介する心霊ドキュメンタリー。
「ほんとにあった!呪いのビデオ」(以下ほん呪)シリーズ第102弾。
演出・構成:藤本裕貴

「橋の下」

自己主張のつよい霊だなぁ。
花火をしている友人たちの動きを止めてまで「俺を見ろ!」と言わんばかりのハイウェイ・ダイブ。
地面に叩きつけられるときの感じが生々しくてすき。

「聖夜」

これいい出来だと思うんだけど、あまりに自然すぎて気づかなかった。
視聴者は他児にモザイクがかかってるから見分けられるけど、モザイクなかったら気づける自信ないかも。

「鬼女の山 前編」

いつもどおりメイン取材の映像かと思いきや、製作委員会の内部事情についての泣き言からはじまる本作。
我らがアイドル男鹿が肥満によるドクターストップ、アホの凛太朗も家庭の都合で不在という(キャラクター的に)主力となるメンバーが抜けることになる。
おいおい男鹿くんなしでこれから誰に萌えたらいいんだよ。
凛太朗も今後の活躍に期待したいところだったんだけどなぁ。

抜けた大きな穴を埋めるべく登場したのは構成・田中 翔。
藤本「ちょっとスタッフやってくれへんかな〜」
田中「嫌やって…」
という心づよい言葉とともに調査スタッフ入り。
新体制で新たな謎に挑む。

ということで、投稿映像は猫さまへの忠誠を誓う奴隷たちの記録。
最初の違和感として、歯磨きってキッチンであんな感じでやるもんかな。
もちろん間取りの問題やら個人差もあるとは思うが。

あと、最初の「聞こえてるよー」の声のとき、猫が普通に奥さんのほうを向いているので普通にそっちから声がしたものと推測できる。
そのあとの「どうしたの?」は言いかたがやたら台詞くさくて非常に合成っぽい。

「海を歩く足」

え、カメラ(iPhone?)を水のなかに入れたの?
友だちを助けるために?
マジ?
なんて友人思いの投稿者なんだ。
わけのわからん足よりそっちに感動する。
映像はツッコミどころ多し。

「火災通報」

投稿者よくこれ気づいたなシリーズ。
これは本気でおわかりいただけなかった。
アップにされてもわからんかったレベル。

「内見」

心霊ビデオはこれくらいがちょうどいいと思う。

「鬼女の山 後編」

取材のなかで浮かび上がってきた「ミヤ」という女性。
その「ミヤ」が映っているという映像があるとのこと。
あーこういう設定わくわくするなぁ。
取材はかなりおもしろい方向に転がってる。

2023ー旧085