W杯で盛り上がったラグビー。優勝した南ア。スプリングボクスの歴史を知るならコレ! ということで鑑賞。
良くも悪くもイーストウッドの編年体映画で、M・フリーマン演じるネルソン・マンデラが、不安定な政治状況をラグビーで打開するところが、この映画の白眉であると感じる。ただただ、人種差別に打ち勝つという運動として描いていない点が見所かと。
ラストの試合シーンにあまり迫力を感じなかったのと、冒頭に書いた編年体方式が説明臭いのは、ちょっと乗れないというか。
とはいえ、前回大会に続き、見ごたえのある試合を見せてくれたスプリングボクスの歴史を知り、興味を抱かせる、この上ない素材であることは確か。