言いたいことは分かるが、結局は何をまとめたかったのか。まさに今の話ですが、個人的にはなんだかハマらなかったです。
簡単な内容は、故郷の惑星の紛争によって宇宙から難民として地球にやってきた「X」と呼ばれる生命体が世界中に溢れ、各国がその対処に苦慮する中、日本はアメリカに追随するように彼らの受け入れを決める。Xは人間にそっくりな姿で日常に紛れ込み、人々はXを見つけ出そうと躍起になって社会に不安や動揺が広がっていく。そんな中、週刊誌記者の笹憲太郎はX疑惑のある柏木良子の追跡を開始。自身の正体を隠しながら良子に接近し、ふたりは徐々に距離を縮めていく。やがて良子に対して本当の恋心を抱くようになった笹は、彼女への思いと罪悪感、記者としての矜持に引き裂かれそうになりながらも、ある真実にたどり着く。。。というような内容でした。
昨年公開されて原作も少し知っていたのもあり気になってはいましたが、劇場見逃したので観ることに。
まさに今話題の話や多様性についての話ですが、今作は根本的な土台が定まってないから観づらさや結局何がしたいのかが上手くまとまっていないような気がしました。
メッセージ性は十分伝わったような気がするけど、気がするだけ。だから何？と言ってしまいたくなるような感じもありつつ、粗雑に終わってしまうのもなんだか納得いく感じがなかったです。。。
バカリズムのあの毒気のある演技めっちゃ好きでした。林遣都さんの最後の演技は申し訳ないんですけども笑ってしまいました。。。
