フィンガーネイルズのとぅんのネタバレレビュー・内容・結末

お互いの爪を計器にかけると、パートナーとしての相性が判定され、100%だと「証明書」が発行されるという特異設定の元、100%の恋人とマンネリな関係になっている主人公が、新しい職場で知り合った同僚に惹かれていく話。

相性を担保してくれる世の中で、本当にそれでいいんでしょうかってことで、同僚と自分の爪をひっそり計器にかけたら50%だったりして、自分の直感を信じればいいのか、数字を信じればいいのかっていうジレンマが描かれる。

最後は彼の元を去って、同僚の元に行った主人公。何とも置いてかれたような幕切れであった。

ジェシー・バックリーとリズ・アーメッドという二枚看板にしては、ところどころで甘いところが目立ったというか、そこまでグッと来るものはなかったな。