タランティーノ作品を映画館で観るのは初めてかも。
あれ? 3割増しぐらいで面白くない?
すごくスクリーン映えするじゃない!
倉庫で長々とギャアギャア言い合いやってるのも少し「舞台」的で合ってるのかも。
ラストシーンはまさに「人間」な展開。
ちょっぴり高尚な人生劇場、古典悲劇の味わいがする。グチャグチャ、血の味映画偏愛煮込みスープの深い混沌ブイヤベースの中にキラリ光る。
脚本もすげー巧い。
時系列シャッフル、緊張と緩和、駄話、下ネタ、イカした音楽、残虐シーン、織り交ぜながら振り幅でかく、最後にあのシーン、あの展開。そりゃないぜ的なやるせない珠玉のシーンに結実。お見事。
映画館で観れて良かった。
#2024 #6