きらきら武士

デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章のきらきら武士のレビュー・感想・評価

3.7
UFO×ディストピア×少女たちの群像劇
面白そう、と急ぎマンガを大人買いして読んだ組。
評価高いしまだ大丈夫と思ってたらみるみる上映回数が減って来たので慌てて漫画を一気読みし、そのまま映画館へ直行した。ほっかほか状態。

感想。

幾田りら、あのちゃん、声頑張ってた。ほとんど違和感なし。
あのちゃんはオールナイトニッポンもたまに聴いており、コーナー「あのアニ」ではあのちゃんの多彩な声色を聴いているので、よしよし、これで世間様にも声優あのが認知されるな、と鬱陶しいジジイ目線で喜んでいる。
実際、ちゃんと上手かった。よしよし。

アニメ的には特別驚くような表現はないが、沢山の情報や人物をよくここまでわかりやすく整理できたなぁと感心した。シーンを追加したり、用語を言い換えたり、キャラの顔変えたりして観客に伝わりやすいようにアレンジしていたと思う。

ずっこけたのは、中川 凰蘭(なかがわ おうらん)の「おんたん」のイントネーション。
字で表すと「おん→たん→」。
ほかの単語で言うと「簡単」とか「ボンタン飴」の「ボンタン」のイントネーション。例えがジジイくさい。

変だ、という声は少なくないみたいだ。
しかし、原作者の浅野いにお先生がそう発音してるから、そっちになったということだそう。

「イントネーション会議にて20対1くらいで僕だけが「おん→たん→」というかなり肩身の狭い状況だったのですが、「原作者準拠で!」とのことであの発音になってます。混乱させてごめんね!」

とのことだ。
いや、調査対象拡げたら100対1ぐらい、レアな発音じゃない?
私は絵本の「ノンタン」と同じような発音で読んでた組。もしくはフットボールアワー岩井「のんちゃん」。またしても例えがジジイ。
凰蘭から派生しての呼び名だから、そのまま「おうらん」→「おんたん」が普通じゃない?

しつこい。
発音警察おわり。

感想に戻る。

サブカル色が結構強めで、ノリが合わない人は多いかもしれない。
マンガの方がもっとクセがあって、凰蘭のノリがくどくてちょっと面倒くさく感じる時があった。が、映画の方は小ネタはバッサバッサ切り捨てて、前編後編にまとめようとサクサク進めていてテンポよかった。よしよし。

しかし、多くの人が書いてるように、これ後編でまとめきれる?と思えるのも確か。

期待して待つぞな~

小ネタだけど、
「アイアムアヒーロー」の作者の花沢健吾先生をちょいちょいいじるの、ウケる。
どんだけいつも原稿遅いのよw

これも後編に続く。かな?
楽しみだ。

#2024 #27
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