くらら

デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章のくららのネタバレレビュー・内容・結末

4.0

このレビューはネタバレを含みます

劇場の予告でなんか面白そうというだけで事前情報ゼロだったけどその状態で観て良かった。君の名はを観た時のような衝撃。2時間の間に感情がぐるぐる変わるし、中盤で話がコロッと変わると頭に戻って見直したくなるやつだった!
後編早く観たい…!

以下ネタバレありの備忘録
・ちょいちょい笑えるし、おんたんのお兄ちゃんのある意味凄まじい成長に爆笑
・高校生のおんたん、苦手なキャラだと思ってたけど、小学生の彼女を知ると色んな事を乗り越えたんだなと胸がキュッとなって愛おしくなる
・門出って素敵な名前なのに、まさかデーモンっていじめられるとは
・門出のお母さんが毒親だと思ってたけど、もしかしたら小学生の門出がきっかけでそうなった?
・"侵略者"に偏見を持たず助けるいじめられっ子だった門出が自分の正義をふりかざすようになる流れが秀逸
・デベ子のような怠惰な人がなぜイソベやんの道具を使うのかという不満と疑問を持つ門出が、おんたんと喧嘩したことで彼らはただの友達だったんだと気づくのが切ない
・撃たれた"侵略者"が謎の言葉で悲しんでいたり、それを引きずる自衛隊が苦しんだり、相手が理解できず攻撃するというのが戦争と重なって苦しくなった
・キホちゃんが亡くなっても日常は続き、でも近かった人たちの時間は止まってしまうのが、災害や事故の被害者と重なってこれも辛い
・テレビであのちゃんの喋り方が苦手だったけど、この映画にハマってて良かった
・地獄のミサワみたいな作画はだんだん気にならなくなる
・小学校から高校の間に何があった⁉︎記憶消された?
・最後に出てくる「自分が傷ついても、それが誰かを傷つけていい理由にはならない」って言葉がその通りなんだけど、中盤まで正直そうじゃないって思ってた自分もいる
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