リズと青い鳥のくららのネタバレレビュー・内容・結末

映像と音がとにかく美しい！
吹奏楽の映画だと思ってたら思春期の友情映画で思ってたのと違ったけど、「音楽には楽譜に書ききれない間合いがある、譜面の隙間を流れる心を汲み取ってください」って先生の言葉が映画全体に現れてる感じがして穏やかで綺麗な時間だった。

はじめはみぞれが何を考えてるのか全然分からないし、希美はなぜこんなにみぞれと仲良くするんだろうって思ってたけど、彼女が離れていくとみぞれが希美の存在の大きさに気づいて素直に感情表現できるようになる過程が素敵。
冒頭の2人とも上手いのになんか噛み合わない演奏が本当にそれでしかなくて、すごいなと変な所にも感動した。