壮大な伏線を散りばめた前編
※後半まで観て初めて評価確定
圧倒的な違和感を押し付けてくる作品。
これまで日本が貯めてきた文化資本をこれでもかと詰め込んで、きっとこれから何か真実が明かされる…!と予感だけ残して終幕。
随所にエヴァ的な表現が見られるが、作画の独特さと明らかなダークドラえもんのオマージュが顔を覗かせ、気付けば謎の反転世界に誘われ…
亡くなってしまったクラスメイトの真相は?
あの謎の生命体との思い出は?
原作未読のため分からないまま後編をただ待つしかなくなってしまった。
9.11、3.11を意識した8.31や放射線、陰謀論、正義論。ものすごい作品だという予感に満ちた前編であることは間違いなかった。