このレビューはネタバレを含みます
気持ちの良い救いのなさ、「半地下はまだマシ」の煽りキャッチコピーが割とその通りで好き!
不穏ポイントを丁寧に重ねていって中盤の事故、そして最後の大決算。事故さえなければ、ワンチャン上手く行ったかも?とも思えるのがまた良い味。でも全部ないなったという…
それこそ、半地下は貧乏ながらも家族が一緒にいた、でもビニールハウスは初め家族もいないという掴みからしてお辛い(離婚&年少)。事故からの色々な苦労もして、やっと会えるね!からのラストが芸術的。
そのラストシーンも含めて、説明しきらない、想像にお任せしますがとても良き作品でした。(良い想像は1つもできないぞ)