銀幕短評(#713)
「雪山の絆(きずな)」
2023年、ウルグアイ。2時間24分。
わたしは山登りもスキーもやるので、冬山のうつくしさとこわさは知っているつもりですが、この状況はちょっと想像がつかないですね。
ひとの尊厳とはなにか。正義か愛か 義侠か誠か。それらのぜんぶかもしれない。極限の環境におかれると、それがそこから逃げ出せない状況だと、なおさらその深層が ひとりひとりにあらわれる。いずれにしても、わたしのばあい遭難するときは、ひとりで 人知れずに ひっそりとしたいなあ。孤独が好きなもので。