このレビューはネタバレを含みます
予告をTwitterで観て気になったので観た。
テンポのよいコメディかと思ったがゆったりとした時間が流れる。
主人公が堅物で持って回った言い方をするのでフラれる理由がわかる。主人公は家政婦の人が結婚するとは全く考えてなかったんじゃないかと何となく思った。無意識に「恋愛とか婚姻とは無関係な人」というカテゴリに入れていたような。
文学賞に多様性と言いつつ白人3人黒人2人に設定されているのはやらしい。
審査中、「ファック」が偽物だと看破したのが自分が嫌っていた大衆に人気の黒人女性作家だけだったことに喜びつつ、何が君の作品と違うのか聞いてしまうあたり屈折している。
ラストでふざけやがって…となった。
おれがこれまで観ていたのは映画版だったということか…?
あの映画を撮っている監督がイタリア系(たぶん)で下っ端らしきスタッフがアジア人なの意義深い演出な気がする。