グラインドハウスから16年。（嘘でしょもうそんなに経つの）あのサンクスギビングがまさか本当にスクリーンで見られる日が来るなんて！！感無量…
血の滴る“THANKS GIVING”のロゴを見たら不覚にもジーンときちゃった。
・パレードで七面鳥の着ぐるみの首ごと…
・脈絡なく始まるチアリーダーのトランポリンシーン
・七面鳥？の載った感謝祭のテーブル
ウソ映画の予告編で生まれたあのシーンもきちんと意味を持ち迫力を増しておりました◎現代バージョンらしく、SNSもしっかり活用できており◎
そう、きちんとしている。イーライ・ロス監督のスラッシャー映画はどうにも真面目で、今回も一つ一つのゴア描写が丁寧に作ってありました。
予告編にある水ビシャからの顔面冷凍庫ベターはショッキングさのインパクト絶大で、その後にも小気味よい連鎖反応が続くものだから…痛みに引きつった顔も次第に綻びます。
マサチューセッツ州プリマス。感謝祭発祥の土地。ジョン・カーヴァーはプリマス植民地の創始者✍️
プリマスの人々は感謝祭にジョン・カーヴァーのマスクを付けます。これがまたおそろしくて。
ネットで調べたところ、ジョン・カーヴァーの周囲で50人ほど謎の死を遂げたという都市伝説があるとか。がぜんあのマスクが怖いよ！
殺人鬼ジョン・カーヴァーの狙いは、地元の大型スーパー経営者の娘率いる陽キャ軍団。彼らが狙われる所以となる過去の過ちや、ヘイトを溜めてしまう言動なんかの設定も上手いんだよな～
スラッシャー映画なんだから、もっとゆるくてもいいんだよ…というところをきっちり詰めてくる感じ。しかもそれが説明臭くならないのが本当に良い。
惨劇の原因になる感謝祭セールのシーンの景気の良さときたら。消費社会への批判が…とか真面目に言うよりも残酷であればあるほど滑稽すぎて笑うしかないわ
。２回目は笑ってないで、誰がどんな風に被害に合いどんな行動をしたのかをいまいちど、冷静に観たいです😂
最早犯人が誰とかはもう別にいい。いいんだけど、ちゃんと言ってたよねそういえばね…
続編もあるようで、非常に楽しみ。主人公もあのグズグズ煮え切らない性格だと、また一波乱起こしてくれそうではある👏
イーライ・ロス監督には今後も良作を量産してもらいたいです。
