東朴幕院

ゴールド・ボーイの東朴幕院のレビュー・感想・評価

ゴールド・ボーイ(2023年製作の映画)
4.1
話題になっている作品という事で、なんとか時間をやりくりして鑑賞。
中々、終盤の訴求力と事の決着を描き切るまで引っ張りが過ぎた感はあったものの非常に楽しめた作品。
まぁポスタービジュアルでも分かる通り岡田将生演じる東登と羽村仁成演じる安室朝陽の二人の悪どさ比べがと結構なナッツぶりに見ていて薄笑いを浮かべてしまった。
岡田将生は、『ドライブ・マイ・カー』でも結構イカれた人物を好演していたが、本作でも健在だ。『アメリカン・サイコ』のクリスチャン・ベールを連想させる程だったよ。
一方で13歳の少年の行為としては、ジュブナイルものとは言えないレベルのクールさと怖いものなし感にげんなりしたよ。
他の助演陣も好演でこれはかなり見応えがあった作品だね。
予備知識を排除しての鑑賞を強く推奨するよ。
東朴幕院

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