東朴幕院

エクソシスト3の東朴幕院のレビュー・感想・評価

エクソシスト3(1990年製作の映画)
3.7
公開当時に東劇で鑑賞したのを思い出した。
1作目『エクソシスト』の正統派続編として、原作者であるウィリアム・ピーター・ブラッティが自ら書き上げて本作を監督した。よほどブアマンの『エクソシスト2』が気に入らなかったのか…。まぁ分かる気もする。

そして本作の主人公は、一作目でリー・J・コッブが演じていたキンダーマン警部をジョージ・C・スコットが演じている。
街で起きる猟奇事件を捜査しているうちに超自然現象を疑える事象に気が付き、最終的に精神病院に辿りつくが、隔離されていた男は自分が15年前の双子座殺人事件の犯人であると告げる…。

ミステリーとホラーをミクスチャーした様な作品で面白いは面白いのだが、一作目の悪魔祓いの儀式の様なカタルシスも殆ど無く薄味な作品となっているかな。
それでも演者にブラッド・ドゥーリフが居て不気味さを際立たせていたね。涙を流しながらの演技が得意だね。
そしてマックイーン作品で良く共演していたドン・ゴードンの顔も見られて懐かしい気分にもなったね。
作品の結末は果たしてこれで区切りが付くものなのか、戦いは続くって感じではあったね。
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