ユーライ

罪と悪のユーライのレビュー・感想・評価

罪と悪(2024年製作の映画)
2.5
冒頭から事件を説明するためにダラダラダラダラとセットアップに手間を掛けていて正気を疑う。全体的にTVドラマサイズとしか思えず、登場人物の名前をご丁寧に示すテロップ、取ってつけたような劇伴、歯の浮く台詞回しのせいでギョーカイ繋がりな豪華俳優陣の奮闘も空回りするばかり。クソ田舎ノワールなら瀬々敬久や藤井道人がよっぽど上手くやってるんだよな。日本版『ミスティック・リバー』は『64』だし。あと、いい加減ドストエフスキー先生を擦るのはもうやめませんか。「現代の『罪と罰』」いくつあるんだよ。死ぬほどダセえぞ。
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