ワンビンの映画が好きな人にはたまらなく、苦手な人には意味のない映画かと思う。
コロナの後遺症になって3ヶ月、きつかったけど、フィルメックスでワンビンが来日し、トークショーがあると聞き、前日に申し込み。3時間を超えると知ったときは倒れそうだったけど、観て良かったし、ワンビンにお目にかかれて良かった。
どんな人にも毎日大小関わらず出来事はおこり、そのことに怒りもすれば、悲しむことも、喜ぶこともある。それは他の人にとってはどうでもよいことかもしれない。でもその当事者にとっては大切なことで、時間であったりする。それを彼は時間をかけて教えてくれる。最初は知らなかった人の人生が、映画が終わるころには、私にとってもちょっと気になることになってる。その人たちにとって大切なものが、少し垣間見えるからかな。
映画最後の謝辞で「精彩」な生活を共有してくれてありがとうと述べていた。
ワンビンの素晴らしさをこの言葉に見たと思った。
この映画はシリーズとなる予定で9時間を超えるらしい。なんとか劇場公開してほしい。
それにしてもワンビンさん、素敵で萌えた。人への優しさはもちろんのこと、自分をしっかり持ってて、揺るぎないものを感じた。そして、案外おしゃれになってた。
