夢生

海街奇譚の夢生のレビュー・感想・評価

海街奇譚(2019年製作の映画)
3.3
美しさと醜さを併せ持ったカオスな妄想が次から次へとオムニバスに展開されていき、現実逃避なのか?彼の心の中にあるサイコパシー的な深層心理が映像から炙り出されているように感じました。

奇妙な風習や風変わりな街の人たち。
男等は短絡的で、女性等は青白く薄幸そうで退廃的。

映像はグレイッシュで海街なのに青空や青い海景はなく
フィルター越しの曇った情景が展開していきます。

ストーリーは?あるのかないのかラストまで海街の不思議な世界観でした。
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