カルピス

ゴーストバスターズ/フローズン・サマーのカルピスのレビュー・感想・評価

1.5
前作でマッケンナ・グレイスさん演じるフィービーを含むスペングラー家とゴーストバスターズのオリジナルメンバーが揃って終わり、今作では序盤からテンポ良くスペングラー家はNYでゴーストバスターズとして活躍中の所から始まる。

ポッドキャストやラッキーもゴーストバスターズをサポートするメンバーとして登場するし、ダン・エイクロイド、ビル・マーレイなどオリジナルメンバーも大集合し、新たな新キャラも多数増えてゴーストバスターズユニバースの広がりを一気に感じられる作品になっているのは嬉しい。

ただ、物語としての面白さは心に一切刺さらなかったのが本音。
コメディとしての面白さや、シリアスでエモーショナルな描き方があまり上手くいってなくて、さらに今回の敵であるガラッカの説明が長い!
登場人物が多く増えた影響で各キャラの物語が分散して誰が何を知って誰が何を知らないのか?
って情報の交差がややこしい。

あとフィービーに関わってくるメロディの描き方もとても中途半端だったのは残念!
いろんな説明が多いせいで、序盤と後半にしかゴーストバスターズのゴースト退治のアクションが無いのもちょっと残念でしたね〜
かなり中だるみを感じてしまう。

最後の戦いもそんな小さい場所で戦うのか〜い!って感じで「アフターライフ」以上になんかスケールの小さい話に見えてしまいました。
新たな驚きのガジェットなども少なかったな…

いろいろと懐かしいものが見れるのは嬉しいけど、物語が魅力的で無いのはとても痛い。
マシュマロマンは「アフターライフ」でもう充分お腹いっぱいなんだけどな…
カルピス

カルピス