高瀬とうや

コンテイジョンの高瀬とうやのネタバレレビュー・内容・結末

コンテイジョン(2011年製作の映画)
1.5

このレビューはネタバレを含みます

コロナ禍を思わせるような映画が9年前にあったというのが驚きだけど、映画自体の出来は面白いのか?と言われると「なんか略奪したり自分勝手な事をする人らを延々と見せられる1時間46分だった」としか。

リアルっちゃリアルだけど。
香港で発生したとか。
それのそもそもの原因が不衛生な料理人(豚を処理するのに手洗いしないでエプロンでぬぐうだけ)とか。
効きもしないものを自分の金稼ぎの為に「これはウイルスに効き目がある!」と煽り、それを求める人々。
そいつの嘘が露見したにも関わらず妄信的にその男を信じる馬鹿な人々。
よく現実の世界でもいますよね。
で、そんな罰を受けない男がのさばるのを見たい?と言われると、いや現実だけでおなか一杯っすわ。

「自分だけが助かったらいい」という醜い考えは捨てて、ワクチン開発の為に尽力されてる人らを応援する存在でありたいなぁ、と自戒する映画でした。

あと映画内で「WHOはアメリカと癒着してる」とか言ってますが、実際に癒着してるのは、ちゅうg(略

【ストーリーを忘れるであろう未来の自分用あらすじ】
未知のウイルスが発生し、それによって人がパニックを起こす。
自分の金もうけの為にフェイクニュースを流すジャーナリスト。
自分の大事な人を政府が情報を流すより先に避難させるCDCの医師。
いち早くワクチンを入手する為にWHOの学者を誘拐し、ワクチンを要求する男。
恋人といちゃつけない苛立ちを「どうせ作るのなら時を止めるワクチンでも作ればいい」というビッチ。
略奪行為や我先に逃げ出そうとする群衆。
そういった人々の醜いさまを見せられる。

結果、ワクチンが完成し抽選で打てるようになる。

野生のコウモリが咥えたバナナのかけらを豚が食い、その食用豚をさばいたときに手洗いもせずに第一の被害者と握手で感染させたというのが真相だった。
高瀬とうや

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