blacknessfall

モーターヘッド/ザ・ワールド・イズ・アワーズ VOL.2のblacknessfallのレビュー・感想・評価

5.0
>彼の方も慢性的な人材不足から服装の規定がザルなのをいいことにパンク路線の頃の清春をパクったロン毛金髪(モテを意識してた)だったおれが気になってたようで彼の家に招いてくれた。
そこで福祉に対する不満やロックの話で意気投合し友達になり一緒に遊ぶようになった。意気投合したと言ったけどロックに関しては彼はビジュアル系が好きでおれが好きなパンクとか知らなかったし、おれは当時ビジュアル系を毛嫌いしてたからちょっとケンカになったりもした笑

去年の『モーターヘッド/ワールド・イズ・アワーズ』レビューからの抜粋。
従順な家畜のように障害者を調教する福祉に全身全霊で抗い生きてる脳性麻痺の友達との初体面の場面の描写。
今年も『モーターヘッド/ワールド・イズ・アワーズVOL.2』を彼と一緒に観た。
それでこの時の話になったんだけど、これには大きな事実誤認があると言われた。何って?聞いたら、この時のおれは金髪ではなく真っ赤なロン毛だったとのこと。モテを意識した清春風は合ってるけど髪色は真っ赤だったと慎んで訂正します😏
ちなみに、清春風で赤ロン毛だから絶対に自分のようにビジュアル系好きだと思って話したのに、急に不機嫌になってビジュアル系をディスりだしたから「何なんだ、この人は😫」とかなり呆れたそうだ。まあ、そりゃあそうか😆

今年はコロナ禍以降中止になっていたレミーが生前愛飲していたジャック・コーラの無料配布、振る舞いジャック・コーラが復活したせいか去年よりもかなりお客さんが多かった。
モーターヘッド・フリークに酒を飲ませたわけだからフロアが賑々しくなったよ。なんかファン・ミーティング的なフレンドリーな狂騒が発生してた笑
そのお祭り感を盛り上げてたのがレミーのコスプレで来てた男性。この方、コスプレの完成度が高くキャラが超気さくなんで多くの人に2ショット📸をお願いされていて撮影会のようだった。無論、おれも撮ってもらった😏
そんな暖まった空気の中でのライヴ上映なんでヘドバンする人、拳を突き上げる人、歓声や拍手をする人でライヴ感のある熱く楽しいものになった。近年で一番盛り上がったな。

内容は去年と同じツアーなもんでセトリが同じでそこが少し残念だったけど、去年のモノクロでスタイリッシュな映像処理したものではなくライヴをそのまま流すものだったので臨場感があってよかった。

毎年、「just cos you got the power」の一節
を引用してレミーがパンク誕生以前からリアル・パンクスだったと絶賛するのも芸がないから今年は止めておく。と、思ったけど。
"金儲けの天才だと思ってるのか? 俺から見れば下劣なトカゲ"
"国の半分を買える金を持ってても、品位が1つも身についてねえ "
まさに下劣なトカゲどもに乗っ取られてる国の国民として、この歌詞を胸に刻んで金持ちのためだけの政治、金持ちのためだけの政府に中指立てていこうと思った。

あと、パンクスである以上にレミーはロックスター。そしてロックスターと言えばワンナイトラバー。中でもレミーはその事を何度も曲にしてるキング・オブ・ワンナイトラバーなんだよ。
"一夜限りの恋が毎晩続けばいい" "ベイビー、怖がらず、ここを触ってくれ" "そうだ、いい、その調子だ"とか聴いてるこっちがこっ恥ずかしなる歌詞を堂々と歌ったんだ、死ぬまで。てか、AV男優かよ😅
そんなレミーだけどちょい前だと園子温、現在だと松本人志と違い、性関係の強要、性加害をされたという告発をされたことがない。
下劣で傲慢なクソセレブとは違う。レミーは反骨精神と自由意思を持つ本物の男(漢)なのだと改めて実感した。サイコー😍💓💓

悲惨な時代だ。今年もそうだったように来年も"下劣なトカゲ"どもは我々に自身の下劣さに同調を迫りその汚さに貢献しろと強迫してくるだろう。
汚なさに従うなクリーンでいろ!STAY CLEAN🤘
それでは良いお年を🖐️

Motörhead - Stay Clean (Stage Fright) HQ
https://youtu.be/W4Tx2jJRvfA?si=eLarF58SB5UQVSL_
blacknessfall

blacknessfall