熊川版の「眠りの森の美女」
そもそも、「眠りの森の美女」という作品自体余りちゃんと見たことが無かったのだが、熊川版はストーリーや構成がかなりイレギュラー。ヴィラン役がカラボスの手下的役割で何と赤ずきんちゃんが登場（山田夏生さんの赤ずきんは魅力的だった） 更には、デジレ王子の存在感と役割を強化する一ひねりもある。
オーロラ姫を踊った日髙さんは、なかなか見る機会がなくようやく見れた。手が長く繊細でありつつもキレのよいダイナミックさがある。
王子役の山本さんは、背がそこまで高くないのは残念だが、すごく王子様だった！
注目したのは、ブルーバード役の吉田周平さん、踊りがダイナミック。ジャンプの高さもあるし、今後注目します。
全体的には、Kバレエらしい豪華さの感じられるステキな作品でした。
