ずっとシリアスで行って欲しかった。コメディっぽいパートも多く、どういう心持ちで見ればいいのか最後まで定まらず、中途半端な印象に。
ソンガンホとカンドンウォンという、最強俳優の共演は、それだけで見る価値がある。
北朝鮮と韓国のバディ映画といえばヒョンビンとユヘジンの「コンフィデンシャル」が思い出されるが、実際、内容や緩急のバランスはよく似ている。こういう感じが韓国人の情緒というか好みなんだと思う。
本筋とはそれるが、中国やベトナム、東南アジアから嫁を斡旋するというのは、韓国も日本も同じで、何とかリアルに幸せになれて、問題が生じるとアラートがすぐに出せて、救済、やり直しができる社会的な機能が必要だなと感じた。
ひとつ、飛行機のファーストクラスでいきなりウイスキーのオンザロックを頼んでも全然恥ずかしいことではない。ワインからという決まりはないし、好きなものを好きに飲めばいい。