れれれざうるす

カンダハールのれれれざうるすのレビュー・感想・評価

カンダハール(2001年製作の映画)
2.9
ジャーナリストの主人公はイランからアフガニスタンのカンダハールまで、自殺しそうな妹を救いに行く。という話だがストーリーはあって無いようなもの。その道中に出会う、地雷を踏んで足がない人やブルカを被った人達などのアフガン人の悲惨な現状をドキュメントタッチにひたすらカメラに写す。

悲惨な…と自分で書いといて何だけど本人達には日常茶飯事すぎて悲惨とは思っていない。「地雷踏むかもしれないから義足ちょうだい!」とか…ネガティブなのだかポジションなのだか!医療従事者も金も少ないからか義足が出来るまで一年だなんて…。日本がつくづく平和だと思わされる。空から義足が降ってくるのを松葉杖の人々が追いかけるシーンは印象的。ブルカを被る女性が医者に診察してもらう時は顔を見られるのだけでなく直接喋るのも駄目なのだろうか。

という感じで、文化の違いを垣間見れるくらいで特に映画としてストーリーを楽しむものではない。
映画玄人達にはきっと凄い解釈が出来るでしょう!笑