思ったより仮面のやつは出てこなかった
時系列が行ったり来たりするけど年が分かるのでとても親切
冒頭の追われている女性の背中と共に場面が切り替わるシーンオシャレだった
拒絶→怒り→取引→抑うつ→受容
という受容の5段階が尋問などで度々出てくる、そして尋問がエグすぎる。。ポリ袋を顔に被せてるの半殺しやん、ソ連ならやりかねん
癌の告知とかでよく聞くけど理不尽に対する受容のことだったのかと納得したし、尋問の最初に尋問相手にその話するの理不尽への宣言で怖すぎるな
上の話もあって警察の腐敗の話かと思いきや最後2章で話が急展開して面白かった
「死刑にいたる病」みたく連続殺人鬼の「この人だけは殺していない」というセリフの信頼のなさを逆手を取ってた
「加害者は被害者に罰せられるべき」を信条としたエトルリアの処刑になぞられえたラストはお互いがお互いの加害相手と首が繋がれているようにに見えて圧巻だった
ダビングするテープの一本が「勝手にしやがれ」だったけど当時のソ連を考えると海賊版だったんかな