このレビューはネタバレを含みます
想像以上に大大大好物すぎてずっとときめきが止まらんかった!!!!!
こういうのが良いんだよ!!!!!好きだ!!!!!
今年入ってビーキーパー以来の好物作品かもしれん!!!!!
やっぱりこういう作品は定期的に摂取しないとね!
もうね、爆発が派手な作品は最高なんよ
何が良いって、アップル奪還もドゥケッサ号盗難も「気付かれないようにそっと任務遂行」はなく「最終的に全部爆破するしみんな殺せば何やっても無問題」みたいな大胆さなんよね、最高
船を沈められない、、、なら盗もう!なんて、苦肉の策が最初の計画よりも大胆且つ無謀になることあるんだ笑
あと音楽も良かった!
状況とばっちりリンクした曲が流れるからよりテンション上がる
特に仮装パーティの演奏がルアー大佐とマージョリーの読み合いに合わせて曲調が変わるところとか、ハラハラ感が増して楽しさ倍増だった
やっぱり音楽が良い映画は面白いんだよね、これ間違いない
冒頭のドイツ軍の船の爆破や、アップル奪還時の爆破も最高だったけど、ラストのSボート大爆発の激しさが花火のクライマックスを見てるくらいアツかった!
いっぱい爆発あって楽しかったな〜
アップルの乳首攻めは地味に面白かったので、ちゃんと触れてくれて良かった
誰も触れないのかと思った
しかも微妙に電流流れ続けてたの笑う
そしてラッセンの心臓握りとか斧ぶん回して返り血浴びまくってるのを見て毎回若干引き気味なアップルも良い
頭脳派なアップルと脳筋なラッセン、多分お互いにあまり関わることがないタイプの属性だからか、いまいち距離感掴めてない感じが面白い
そして人殺しまくってる時のラッセン、良い笑顔すぎる
「ひとり頭15人だな、欲張るんじゃないぞ」ってガスにバーサーカー扱いされてて笑う
実際、よーいどんって始まる前から1人で何人か殺ってるし、ガスの指示に耳を貸すことなくズンズン進んでいくからなあ、、、
でもパワー系でありながら弓が得意という繊細さも持ち合わせてるのが良い
そんな怪力デカ男好きにならないわけがない、大好きだ
フレディの爆破オタク感がいい、難しいことはよく分からんが爆破なら任せろみたいな雰囲気が好き
泳ぎも得意だし、普通に能力高いんだけどね
ラッセンと軽口叩き合ったり、ヘイジーに賭けを持ちかけたりするノリの良さも好き
ヘイジーはいかにもブリティッシュって感じの紳士っぽい風貌で航海士やってるのにめっちゃ銃火器の扱いが得意なギャップが良い
ガスの上官ごっこに付き合いながら、出会い頭に鮮やかな手際で撃ち殺していくのは見てて気持ち良かった
そしてガス、お前は完璧で圧倒的なリーダーだ
なんかガスがいれば大丈夫な気がしてしまうという謎のカリスマ性がある
紅茶を勧められてウイスキーを飲み、葉巻は一本どころか全部ポッケに詰め込み、人のライターとマッチ箱をトレードし、守衛に葉巻を分ける素振りをしたと思ったら「あーげない^ - ^」って意地悪して笑いながら立ち去るし、良いなって思ったコート全部自分のものにしちゃうし、全ての素振りに茶目っ気があって愛おしい
海軍卿に作戦を中止しろって言われて「…よく…聞こえません………please…do………fuck off😀🖕」って言うところまじ最高
そしてMからも「命令を聞かないという点においては信頼できる」なんて、あまり聞いたことない信用のされ方してて笑う
でもアップル無しじゃ作戦は成り立たないって言って危険を顧みず救出したり、KBへのリスペクトがあったり、退避する時もギリギリまでRHとマージョリーを待ったりと、義理堅くて仲間思いなところがあるから更に推せる
RHは堅実なサポーターって感じでこれまたガスと同じく安心感がある、RHがなんか上手くやっといてくれるだろう的な
列車の中でマージョリーに「焦るな………今だ」って言うシーン、狂犬と手綱を握る飼い主感あって良い
しかもこの狂犬の位置にいるのがマージョリーっていうのがより良いんだよね
主従関係はないからちょっとニュアンスは違うんだけどね、そういう雰囲気があって好き
でもルアー大佐を始め、面倒くさそうなナチス兵士にも気に入られるくらい立ち回りが上手いのがかっこいい
あと普段落ち着いてるからこそ、弾切れで仕方なくナイフで荒々しく刺してる姿がギャップあって良かった
あとちょっと癖のあるおしゃれスーツが似合い過ぎる
こういう言い方はあんまり良くないかもなんだけど、わたしまじで黒人の正装姿が大好きなのね、特に遊び心のある華やかなやつ
本当に似合っててかっこよかった
そしてなんと言ってもマージョリーが良すぎる!!!!!
強くて美しくて賢くて度胸のある女、全人類好きに決まってる!!!!!
1番好きなシーンはルアー大佐にライターの火をつけて差し出すところ
ルアー大佐の酷い仕打ちを見た直後はライターの火をつけられないくらい動揺しまくって震えてたのに、いざその張本人を前にした時には一切の動揺を見せることなくスマートに火をつけるマージョリーの豪胆さに惚れる
そしてあのシーンをスローで表現するところがまた緊張感を煽って良い
というかマージョリーとルアー大佐のシーンはどれも高度な駆け引きや、お互いに一瞬の隙も与えてはならないという緊張感が常にあってドキドキした
ガスたちの大胆さと、マージョリーたちのやり取りでそれぞれ別のドキドキが味わえて楽しいし飽きない
ルアー大佐がちゃんとチョロくないのが最高なんだよな〜
マージョリーのわがままに負けて仮装した時点でこっちのもんかと思いきや、歌ってる歌詞にすら目を光らせるくらいには、ずっとマージョリーのことを信用してない辺りさすがナチスで大佐任されてるだけあるわって思った
まあ襲撃を受けた時、あの仮装姿のまま繰り出してたのは中々滑稽で面白かった
1人だけビジュの温度差がすごかったもん笑
マージョリーは演技力もさることながら、射撃の腕もピカイチなのが痺れる
あんな可愛いお顔とスレンダーな体型で、色んな銃を使いこなしながら正確に的を射て、極め付けに銃口をフってされたらもうそんなんメロるでしょ
でもせっかくあんなにかっこいいのに、ルアー大佐の眉間を至近距離で撃ち抜くくらいしか射撃の腕前を披露するシーンがなくてちょっともったいなかった
いやあれもすごいんだけど、もっと見たかったよ〜(強欲)
さらに着ているお洋服やヘアスタイルが最高に素敵だった
特にKBと会った時のデニムのセットアップが超可愛かった
仮装パーティでのセクシードレス+クレオパトラヘアも似合っちゃうのがすごいし、歌ってる時の白いドレスとオーソドックスなウェーブがかったヘアスタイルも当たり前に似合うからまじ眼福
女スパイって最高!!!!!
Mがチャーチルに「良い報せと悪い報せがあります。悪い報せは船は沈みませんでした…しかし盗み出しました」って電話で伝えた時は思わずニヤけちゃったね!
言ってる内容の突拍子のなさも最高だし、報告の仕方も英国って感じで痺れた
チャーチル自身も、投獄された彼らの前にわざわざ出向き(一体どんな仕打ちを受けるんだろう)と思わせておいて、ごちそう&「私の下につけ」って言うところが、下げて上げるの上手だな〜って思った
ここも間違いなくニヤけポイント
リアルアップルが勲章授与式で「また君か」って言われたというエピソードが非常に好きです
ガスとマージョリーが結婚したっていうのは驚いた、今作でそういう描写なかったし
この作品自体、史実を元にしたというのが本当に信じられないくらいドキドキワクワク展開で楽しかった
戦争の歴史の一部なのでこういう言い方は不謹慎なのかもしれないけど、そこらのフィクションよりずっと面白い
なんか好物な作品過ぎて、色々言ってるけど「好き、最高、良い、推せる」ばっかりな感想になってしまった
語彙力が無さ過ぎる笑
あとヘンリー・カヴィルはどんな役をやっててもお顔の造形が美しい