マルメラ

めまいのマルメラのレビュー・感想・評価

めまい(1958年製作の映画)
3.6

宇多丸師匠のオールタイムベスト10の一本ということで、ハードルを成層圏まで上げて鑑賞。

個人的には、うーん。
あまり刺さらず。

冒頭の張り手型のシーンは最高。
逃げる犯人。追う警官。
高所恐怖症になる展開が、無駄なく演出されている。

余談ですが、私の知人にも高所恐怖症の人がいて。
居酒屋の席に立つのも無理な人がいいたので、こういう感覚だったんだなぁー。茶化して申し訳なかったなぁ〜と反省。

窓際で主人公がコルセットから解放されるのを心待ちにしてるのは裏窓と似てるなぁーと思い、何かヒッチコックの好きな設定なのかなと妄想。

で、何が納得いかないかというと。
そこまで用意周到に計画を立てて置きながら、お前まだサンフランシスコをウロウロしてたのかよ!!
分かるんですよ。
本当に恋をしてしまって、見つけられることをどこか心待ちにしていた。みたいなことなんでしょうけど。
殺人に手を貸しといて、あまりにも浅はかじゃないですか?
あくまでも相手は元刑事ですし。

これが、どこか別の場所でとか。
思い出の地を歩いていたら見つかってしまった。
とかなら、まだ納得いくんですけど。
普通に友達と街ブラってww

おい!!

主人公の友達の妻に葛藤も無く、告る精神も納得しがたいですし。
感情移入しずらかった。

ただ、映像表現の斬新さには感動。

ヒッチコック作品の中では個人的には微妙なライン。
北北西に進路を取れとかの方が好きかなぁー。