このレビューはネタバレを含みます
気持ちわりい悪趣味な映画!!
……なんだけど、なんか食い入るように観てしまったし面白かった、のかなあ?という感じ。
友人を誘って2人で観に行ってよかった。これを1人で観た帰り道って心がザワついてしょうがないだろうな。
どういう映画だったのかはよく分からないんだけど、愛による支配?を描いていたのかなあ?と思った。
人を支配する老人と、支配を受け入れることで「支配をさせる」若者。
夫に献身的すぎる愛情を注ぐ女と、愛情を逆手に取って破滅に追い込む夫。
カルト宗教とカルトに全てを捧げる女。
3つのエピソードに共通するのは、「愛情による支配」と「愛情を引き出すための奉仕(という支配の手口)」による、相互支配の構図だったのかなあ。全然違うかもしれないけど。
分かんないけど、「もう一回観て解き明かしてえなあ!!」とはあまり思えない。
だってなんか気持ちわりいもんこの映画。
「なんなんだこの映画は……」と思ってたところで生き返ったRMFがサンドイッチを食ってるシーンが流れて、なぜかは分からないけど妙に安心している自分がいた。
「あ、終わったんだ」って安堵かもしれない。
とにかく、今夜はイヤな夢を見そう。最悪だよまじでさ。
面白かったけど……。