記録。
デキるオトナ(仮)

2001年の香港ラブコメ。
ご推察の通りタイトルに惹かれたワケですが、ちょっとこういう作品の選び方も考えものだなぁと思った一品。

女性社員のみで構成される人気下着メーカーが本作の舞台。「究極のブラジャー開発」による市場の開拓を目指して採用された同社初の男性社員が繰り広げる騒動と恋模様。

ブラは男に見せる物…はぁ、そうですか。ハッキリいってそんなに見てませんよ。

という本音は置いておいて、
究極のブラ開発に男の採用が必要という理屈が既に意味不明なんですが、とにかく笑いのセンスがふた周りほど古く感じちゃって全くツボにハマりませんでした。

いや、冒頭から嫌な予感はしてたんですよ。

劇中の下着メーカーは日本に本社があるんですが、日本の社長と香港支社長がお互い母国語で会話するんです。…あなたたちそれで会話成立するんですか？

まぁそんな細かいことはイイでしょう。

作劇的によく分からないのは採用された男性社員が2人であること。…1人で良くないですか？どこにフォーカスを置くかにもよりますが、実際ラブコメとしては散漫になってる気がします。

採用されたのは黒光りした男前と、見るからにセクハラしてそうなオッさん顔。前者はともかく後者がモテてる描写がよくわからん。

あと2人とも見るからに性欲強そうでなんか嫌。2000年代初頭のA○男優みたい。そんな2人にブラ着用されても僕は笑えません。香港の俳優さんは明るくありませんが有名な方なようで。

え、良かったところ？
吉岡美穂が出てるとこでしょう(即答)

• #邦題に物申す

繊細

大手下着メーカーに起用された男性社員による新ブランド開発作戦をコミカルに描くロマンスコメディ

視線

ブラジャーについて
エキスパートになれるのか⁉︎

機能
いろんな下着が

おバカ
笑い感もなかなか

下着の女性たち
少しハレンチです

日本でプレゼン
ロマンスはどうなるか

ルイス・クーの出演作を追いかけています。
今作は共演作多数のラウ・チンワンとのW主演作品。
女性社員しかいなかった女性用の下着メーカーに、新しい視点で新商品を開発するために男性社員が入社。
その後のドタバタと商品製作の過程、社内恋愛の行方を描くロマコメ＋お仕事映画。

下着メーカーの話ということでブラジャー姿の女性がやたらと出てくる今作、セクシー系の撮影が苦手そうなルイス・クー、大丈夫？ と、ちょっと心配になってしまった笑
（実際、めちゃくちゃ恥ずかしかったらしい）

ルイス・クー演じるウェインは、チャラそうな風貌なのに恋愛面ではそこまでチャラくないのが素敵だった。いちいち派手な色のカラーシャツを着ているのがカワイイ。
ラウ・チンワンは男性下着メーカーからの転職で、仕事ができる男なのが明らかに分かるのが頼もしい。

それにしても、「究極のブラを作れ」と男性社員に命じておきつつ社内のこれまでの研究成果は教えないのとか、普通にハラスメントでは？ と思ってしまった…… 2000年代はじめの映画かつコメディだから、そこまで難しいことを言わない方が良いんだろうけれど。