コンピュータゲーム「ブレインスキャン」を手に入れた少年は、殺人ゲームに興じる。
しかし翌日、その殺人が現実のものとなってしまい…。
謎のコンピュータゲーム「ブレインスキャン」を入手した高校生・マイケルが体験する恐怖を描いたSFホラー。
『ターミネーター2』のエドワード(ジョン役)が主演です。
『一番美しかった頃のエディー』って感じです。
こんな夢ゲームがあったら怖すぎ。
とにかくスリル満点。
なんか人間の心理を突いてるって感じです。
私の中では結構良作なホラーですね。
なんだか自分が殺人を犯している気になります。
結局のところ、最も恐ろしい存在は人で、最も恐ろしい要素は好奇心かな、って思いました。
『リング』の貞子をちょびっとだけ彷彿させる怪物登場シーンも、製作当時としてはなかなか斬新な映像だったのかもしれない。
とはいえ、空想か現実かという部分だったり、仮想の世界で現れるフレディみたいな人間にしても、すべてが中途半端に落ち着いた感じもする。
最後にしても強引過ぎて、たぶん解決方法を製作者は考えられなかったんだろうな。
他にも、友達のカインがエルム街のTシャツを着ていたり、冷蔵庫にはアリス・クーパーの巨大ステッカーが貼ってあったり、部屋がホラーなものだらけ。
米ホラーファンには嬉しいネタが満載なんだろうが、そんなに詳しいわけじゃない私には少しもどかしかった。
まぁ何はともあれ、エディのイケメンが拝めただけでも儲けもんです。
美形は美形だが、演技に関しては決して上手いとは言えないのが残念なところだが。
ちなみに噂では、世間を騒がせた神戸の事件の犯人、少年Aこと酒鬼薔薇聖斗が何度も繰り返しビデオで観た映画だとか。