ピッツア橋本

フロム・ダスク・ティル・ドーンのピッツア橋本のレビュー・感想・評価

4.3
“開始61分から全く別ジャンルの映画に変身!?ロバートロドリゲス×クエンティンタランティーノが送る血が騒ぐ痛快B級アクション映画”

ジョージクルーニーとタランティーノの悪党兄弟が強盗、殺人、誘拐を繰り返しながらメキシコを目指してアメリカを逃走中。するとモーテルでキャンピングカーに乗ってきたハーヴェイカイテル親子に出会い、彼らを脅しながらカージャックし、上手いことメキシコへの検問を突破する…

メキシコのアミーゴ達との待ち合わせで夕暮れから夜明けまで営業している店を指定されるジョージクルーニー一行。
半裸のダンサー達と酒にまみれた最低で最高な待ち合わせ場所で彼らはとあるアクシデントに遭遇する…

という流れ。
前半はアメリカンニューシネマ的なフィルムノワール系のロードムービーな匂いをプンプンさせているのだが、
その店で起きるある出来事によって本作は今までの化けの皮をベリッと剥がして痛快なアクションの顔を覗かせる。
それは心地良い裏切りというかほぼドッキリに近い見せ方で、さすがロドリゲス×タランティーノタッグ!と舌鼓を打たざるを得ない展開にワクワクさせられる。

どんな内容、入り方かは是非とも皆様のその目で確かめて頂きたい。


『デスペラード』とどこか重ねていたのでいつアントニオバンデラス出るんだろうと待ち構えていたら、出なくて寂しかった笑
ピッツア橋本

ピッツア橋本