1970年代、軍事政権下のブラジル。元国会議員のルーベンス・パイヴァとその妻エウニセは、5人の子どもたちと共にリオデジャネイロで穏やかな日々を過ごしていた。だが、スイス大使誘拐事件を契機に…
>>続きを読む今年観た中で最も映画としての質が高く、社会性のある作品だったと思う。
実話をベースにしているので当たり前だと言われればそれまでかもしれないが、リオデジャネイロで起こった軍事政権によって苦しめられた家…
70年代軍事政権下のブラジル、冒頭から仲睦まじく暮らす家族の営みが映される。時の政権の横暴ぶりも描かれてはいるが、カメラは夫(父)の失踪後も残された家族の暮らしに寄り添い続け、彼らの生き様の力強さこ…
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